2010年10月8日金曜日

第27回現音作曲新人賞受賞の言葉〜山本哲也



 今年2月のハープレクチャーの帰りに、音楽評論の西耕一氏に故・富樫康先生のご自宅前まで案内していただき、塀の外から本コンクールへの決意を誓いました。その甲斐あってか、今回応募三回目にして悲願の受賞となりました。

 拙作を演奏してくださった溝入敬三さん、片岡詩乃さんには本当に素晴らしい演奏をして頂きました。お二人の演奏なしには今回の受賞はありえなかったと感じています。本当にありがとうございました。

 審査員のお三方、糀場先生、北爪先生、松平先生に拙作を評価していただけたのも非常に大きな自信になりました。これを糧にこれからもより一層精進してまいります。本選出場者の皆さまとあまり親密な会話が出来なかったのが心残りですが、大変貴重な経験となりました。

 最後になりますが、今までお世話になった皆さま、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。

 私は現代音楽のコンサートには割とよく出掛けますので、またどこかでお目にかかりましたらよろしくお願いいたします。

山本哲也(やまもと・てつや)


後列左から:坪能克裕日本現代音楽協会会長、北爪道夫審査員、篠崎史子オブザーバー、糀場富美子審査員長、松平頼曉審査員、佐藤昌弘日本現代音楽協会事務局長
前列左から:竹岡智行、山下創太、山本哲也、田口和行、ダニエーレ・ヴェントゥーリ

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